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寥々

りょうりょう
形容詞-たる副詞-と
1
標準
lonely
文例 · 用例
不思議なるは自分が、この時かかる目的の為に外面に出ながら、外面に出て二歩三歩あるいて暫時佇立んだ時この寥々として静粛かつ荘厳なる秋の夜の光景が身の毛もよだつまでに眼に沁こんだことである。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
見渡すかぎり、両側の森林これを覆ふのみにて、一個の人影すらなく、一縷の軽煙すら起らず、一の人語すら聞えず、寂々寥々として横はつて居る。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
これがいわゆる「春の声」であったが、十年以来の春の巷は寂々寥々
岡本綺堂 思い出草 青空文庫
蝶子、こればかりでなくわたしという男は花柳界に人となり、芸人の癖に身状の上の女の印跡は案外、寥々たるものなのだ。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「なんにしろ、大勢行っていたのだが、本当に財産を拵えた人は、晨星寥々さ。
森鴎外 鼠坂 青空文庫
古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に寥々たる晨星のごときものがあった。
寺田寅彦 知と疑い 青空文庫
寥々として寒そうな水が漲っている。
伊藤左千夫 水害雑録 青空文庫
寥々として寒さうな水が漲つて居る。
伊藤左千夫 水害雜録 青空文庫
作例 · 標準
広大な荒野に一人佇み、彼は寥々たる思いに駆られた。
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かつては賑やかだった商店街も、今では人影もまばらで寥々としている。
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旧友たちが次々と故郷を去り、彼の心には寥々たる風が吹き抜けた。
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2
標準
few
作例 · 標準
宇宙の広大さを思えば、夜空に輝く星の数は寥々たるものに過ぎない。
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彼の功績を知る者は、今となっては寥々として数えるほどしかいない。
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あれほど盛況だったイベントも、最終日には参加者も寥々としていた。
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