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嵌入

かんにゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
1
標準
setting in
文例 · 用例
またこれとは逆にある一つの光景を子規の第一例もしくは第二例のように取り扱っているうちに、その光景とは一見直接には関係しない純主観の一首を漢詩の転句とでもいったふうにモンタージュとして嵌入したのもある。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
すると幼児は大尉が革紐に吊つてゐた、銀象嵌入りの赤い煙管とピカピカ光る燧鉄の入つた巾着を見て、いたいけな両手をさしのべて、にこにこと笑つた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
決して今日のごとく、指輪やネクタイピンにそのまま嵌入した類のものではなかったはずである。
喜田貞吉 八坂瓊之曲玉考 青空文庫
それは最初は強制により次第に体得されて行った独自の簡潔主義から、必然的に生み出されたもので、著しい例は主として叙景の際に用いられる唐突な「嵌入法」である。
神西清 チェーホフの短篇に就いて 青空文庫
ベラールの猟館の広間の壁に嵌入していた拳銃の弾丸は、それらの音響試験をした名残りだったのである。
久生十蘭 悪の花束 青空文庫
さっきの毛剃りは、歯を楽に頭蓋骨へ嵌入させようという親切な配慮だったことを、ここではじめて諒解する。
久生十蘭 新西遊記 青空文庫
まず相手方から撃ちだしたが、その際、俺は怯懦な畏怖心に襲われ、思わず頭を右に傾けたので、飛来した弾丸は右の顳※と耳殻を破壊し、首と肩の間に嵌入した。
久生十蘭 湖畔 青空文庫
私のこの真っ黒な眼が、もう少し茶色だったらどんなでしょう」「…………」「鼻はパラフィンの注入や、象牙の嵌入でどんな形にでもなります。
野村胡堂 葬送行進曲 青空文庫
作例 · 標準
複雑骨折で、骨の一部が組織に嵌入していた。
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義歯がしっかりと顎の骨に嵌入しているか確認する。
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工事現場で、大きな石が地層に嵌入しているのが見つかった。
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釘が木の板にしっかりと嵌入した。
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