何処へも
どこへも
副詞
標準
nowhere
文例 · 用例
それに何処へもやつちやあ呉れない!
— 中原中也 『夢』 青空文庫
」 何処へでも勝手に行くが可、また何処へも行かないでも可い。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
毎度お気の毒だと思うんだけれど、ツイね私の方も請取る金が都合よく請取れなかったりするものだから、此方も困るだろうとは知りつつ、何処へも言って行く処がないし、ツイね」と言って莞爾。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
が、何処へも休まないで、車夫は坂の下で俥をおろした。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
夜、僕が何処へも出ずに宿におち着いているなんて、ほんとうにめったにない珍しい事でした。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
そのやうに聞きわけ無うては、もはや何処へも連れてゆかぬぞや。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
「どうするものか真赤な顔をして逃げて去って了うた、それから直ぐ東京を出発て何処へも寄らんでずんずん帰って来た」「それは無益ませんでしたね、折角おいでになって」と校長はおずおずしながら言った。
— 国木田独歩 『富岡先生』 青空文庫
仕方がないので、また引っ返して東京へ帰るんですが、今まで何処へも沙汰のないのをみると、もう諦めものかも知れませんよ。
— 岡本綺堂 『指輪一つ』 青空文庫
作例 · 標準
忙しくて、今週はどこへも行けなかった。
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この道は行き止まりで、どこへも続いていない。
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心配しないで、私はどこへも行かないよ。
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