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布子

ぬのこ
名詞
1
標準
clothes padded with cotton
文例 · 用例
(尖へ玉のついた長杖を突き、草色、石持の衣類、小倉の帯を胸高で、身の丈六|尺あまりもあらうかと云ふ、大な盲人)――と云ふのであるが、角帯を胸高で草色の布子と来ては、六|尺あまりの大な盲人とは何うも見えぬ。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
蓮月は白布子に腰衣だけつけ、座敷の方で燈火に対し、明日の竈に入れる素焼きの皿や鉢に一生懸命絵を描いて居る。
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
」 植木屋の布子の肩に、手を柔かに掛けた、弱腰も撓むと見える帯腰に、もの優しい羽織の紋の、藤の細いは清葉であった。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 と布子の半纏の皺を伸して、長閑さうに教へてくれた。
泉鏡太郎 松の葉 青空文庫
白木綿の布子、襟が黄色にヤケたのに、單衣らしい、同じ白の襦袢を襲ね、石持で、やうかん色の黒木綿の羽織を幅廣に、ぶわりと被つて、胸へ頭陀袋を掛けた、鼻の隆い、赭ら顏で、目を半眼にした、眉には黒も交つたけれど、泡を塗つた體に、口許から頤へ、短い髯は皆白い。
泉鏡太郎 松の葉 青空文庫
幅狭き布子の上掻を引張り合せて、膝小僧を押包み、煮染めたような手拭にて、汗を拭き拭き畏り、手をつきて美人の顔、じっと見詰むる眼に涙。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
さきに秋冷相催し、次第に朝夕の寒さと成り、やがて暮が近づくと、横寺町の二階に日が當つて、座敷の明い、大火鉢の暖い、鐵瓶の湯の沸つた時を見計らつて、お弟子たちが順々、かく言ふそれがしも、もとよりで、襟垢、膝ぬけと言ふ布子連が畏まる。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
茶縞の布子と来て、菫、げんげにも恥かしい。
泉鏡花 若菜のうち 青空文庫
作例 · 標準
冬の寒さ対策として、昔の人は布子を着ていた。
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布子は、暖かくて作業に適していた。
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歴史ドラマで、農民が布子を身につけているのを見た。
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