男ぶり
おとこぶり
名詞
標準
man's looks
文例 · 用例
すつきり男ぶりのいゝ處へ、よそゆきから歸宅のまゝの、りうとした着つけである。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
造幣所長はわたしのために、金貨を鋳てくれました それから婦人たちは、わたしの男ぶりをほめてくれました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
私は、男ぶりが悪いので、何かと人にからかはれて、ひとりでひがんでゐましたが、叔母だけは、私を、いい男だと言つてくれました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
政宗は秀吉の男ぶりに感じて之を愛したには相違ないが、帰ってから人に語って、其の底の底までは愛しきらぬところを洩したことは、尭雄僧都話に見えて居るとされている。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
「四十年前少壮時、功名聊復自私期、老来不識干戈事、只把春風桃李巵」なぞと太平の世の好いお爺さんになってニコニコしながら、それで居て支倉六右衛門、松本忠作等を南蛮から羅馬かけて遣って居るところなどは、味なところのある好い男ぶりだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
流石に好い男ぶりだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
しかも和歌までも堪能で、男ぶりは何様だったか、ひょろりとして丈高く、さし肩であったと云われるから、ポッチャリとした御公卿さん達の好い男子では無かったろうと思われる。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
主税がまた此地へ来ると、ちとおかしいほど男ぶりが立勝って、薙放しの頭髪も洗ったように水々しく、色もより白くすっきりあく抜けがしたは、水道の余波は争われぬ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
例句