血族結婚
けつぞくけっこん
名詞
標準
consanguineous marriage
文例 · 用例
その理由原因は決して一通りに限った訳ではなく、種々の事情があって、そうなったのであろうが、久しく絶海の孤島に住居していて、余り他の血液を混じなかったことや、島内でも盛に血族結婚が行われたことや、その他制度の上から来た習慣などのためにそうなったのであろう。
— 伊波普猷 『進化論より見たる沖縄の廃藩置県』 青空文庫
つまり、血族結婚の非常に複雑な事を示してゐるので、お祖父さんが複雑な結婚をしてゐると言ふ事になるのでせう。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
僕がよく解るように血族結婚の弊害とお登和嬢の事とを書いて送ったから父は必ず賛成するに違いない。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
僕も本来なら血族結婚の弊害を説破すべき身の上で血族結婚の媒妁人は出来んと断然謝絶すべきだが、大原君の父が僕を指名して頼もうといい出したのは深い心があるように思われる。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
それはそこでもう一度君が君の血族から受精してみると、きっと血族結婚の弱点で両頭双生児が生れるだろうという――これは僕が論文にしようと思っているトピックスだ。
— 海野十三 『三人の双生児』 青空文庫
概して高千穂の人々は山中の人たち同士で血族結婚的になりやすいので、純粋の顔が残りやすいはずであるが、実は日本のどこにも見かける顔が主であった。
— 第一回 高千穂に冬雨ふれり≪宮崎県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
ところがホンモノの大型秋田は大館市に少数残存するだけで、したがって血族結婚になっているから、ニンシン率が甚しく低くて、三期かけ合せても、一期ニンシンすればよろしい方で、しかも一度に幾匹も生れない。
— 秋田犬訪問記――秋田の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
すくなくとも頼朝が鎌倉幕府を定めるころまでは、コマ家は一族重臣のみと血族結婚していたのである。
— 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
作例 · 標準
一部の文化では、伝統的に血族結婚が行われてきた歴史がある。
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血族結婚は、遺伝的疾患のリスクを高める可能性が指摘されている。
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社会の変化とともに、血族結婚に対する考え方も大きく変わってきた。
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