麻地
あさじ
名詞
標準
文例 · 用例
それは新夫人の、あの縹緻に憚る……麻地野、鹿の子は独り合点か、しぐれといえば、五月頃。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
メトカルフがただ一人麻地の背広で胸をはり坂を下って来る。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
夏のふとんかわの麻地が来年はなくなりますから。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
白麻地や絽や手編みレースやモスリンレースなどのやうな贅沢な織物から、もつと丈夫な粗い袋布のやうなものまで、皆な此の麻で造るのだ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫