幻辞.com

百味

ひゃくみ
名詞
1
標準
all kinds (of food)
文例 · 用例
弥陀の四十八願、観音の三十三身、何様な苦労をしても、何様なものに身を為しても、一切世間を善くしたい、救いたい、化度したいというのが、即ち仏菩薩なので、何も蓮花の上にゆったり坐って百味の飲食に啖い飽こうとしているのが仏菩薩でも何でも無い。
幸田露伴 連環記 青空文庫
語に随ってすなわち百味の飲食を雨らす。
南方熊楠 易の占いして金取り出だしたること 青空文庫
香美の稲ありて一度|種うれば七度収穫され、百味具足し口に入ればたちまち消化す。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
質帝隷居士、百味の食を作り、清僧を請じ、余り物もてこの六比丘を請ぜしに、油と塩で熬た魚をくれぬが不足だ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
否、この手術だけ心得ていれば、あとは売薬を詰めた百味箪笥と、頭の形と、お太鼓持ちだけで、立派なお医者様として生活が出来たという位だから恐ろしい。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
草市と盂蘭盆 魂まつりということ、釈迦の教えに基づいて年々の盂蘭盆に、精霊壇へ百味五果を供え、以て祖先の霊を招くは江戸ッ児のザックバランにも合する振舞いで、その魂まつる日の数々の供物など、草市の商いは陰気でどこかうら淋しい感じはするが、それでも商うどの出店は、数も歳の市に多くは譲らぬ。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
其書ありといへども百味作字の一巻|無ときは薬名考べからずといへり。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
」「家あるじ、病者の心地や悪しからむ、振出してふ薬飲ませばやと、常に薬合するかたに往くに、こはいかに棚落ちて箱どもの薬ちり/″\になり、百味箪笥といふものさへ倒れぬれば、常に病者のもとへ持行く薬箱とうでて合するもめづらし。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
豪華な食卓には、山海の珍味が並び、まさに百味を尽くした饗宴だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
お盆の供え物として、百味の飲食を整えて先祖の霊を迎え入れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
百味の礼を尽くす」という言葉通り、主人は精一杯の料理でもてなしてくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview