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欠火

けつか
名詞
1
標準
文例 · 用例
欠火鉢からもぎ取って、その散髪みたいな、蝋燭の心へ、火を移す、ちろちろと燃えるじゃねえかね。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
柱に、「東海会社仮事務所」と出ていて、例の大船で一艘積出す男は、火のない瀬戸の欠火鉢を傍に、こわれた脇息の天鵝絨を引剥したような小机によっかかって、あの入船帳に肱をついて、それでも莞爾々々している……「これ、お茶をよ。
泉鏡花 雪柳 青空文庫