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採樵

採樵
名詞
1
標準
文例 · 用例
村に住む者が山神を祀り始めた動機は、近世には鉱山の繁栄を願うもの、或いはまた狩猟のためというのもありますが、大多数は採樵と開墾の障碍なきを祷るもので、すなわち山の神に木を乞う祭、地を乞う祭を行うのが、これらの社の最初の目的でありました。
柳田国男 山の人生 青空文庫
なるほど狩猟のためまたは採樵のために山に入る者も目標の必要があるゆえに、あるいは古木・異木によりあるいは地形によりあるいは水の音などによって、土地に符号を付けるであろう。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
以前は久しく山沢|採樵の地として人の住む者もなかったのを、後に至って開発土着する者があったとすればあるいはこれを解し得るが、この町のごとく深谷の入口にある落合の地では、ことにいわれがないといえる。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
山に入って採樵せんとする者がいわば山神の領分を侵さんとする一つの言訳である。
柳田國男 地名の研究 青空文庫