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粳米

うるちまい
名詞
1
標準
文例 · 用例
『賢愚因縁経』五に、仏が給孤独園にあった時、園中五百の乞児あり、仏に出家を乞うて許され、すなわち無漏の羅漢となる、祇陀太子、仏と衆僧を請じてこれら乞食上りの比丘を請せず、仏乞食上りの輩に向い太子汝らを請せず、汝ら鬱単越洲に往き自然成熟の粳米を取って食えと。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
浄き粳米ありて耕作入らず自然に生え一切の味を出す。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
とにかく仏徒は鬱単越洲を羨み、殊に耕さずに生ずる自然粳米ありと聞いて、それが手に入ったらこんな辛労はせずに済むと百姓どもが吐息ついたので、今も凶年に竹の実をジネンコと称えて採り食らうは自然粳の義で、余り旨い物でないそうだからこの世界ではとかく辛労せねば碌な物が口に入らぬと知れる。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
さて仏の命に従い、五百の乞食上りの比丘が、北洲に往って、自然成熟の粳米を採り還って満腹賞翫したので、祇陀太子大いに驚き、因縁を問うと、仏答えて、過去|久遠無量無数不可思議|阿僧祇劫と念の入った長い大昔、波羅奈国に仙山ありて辟支仏二千余人住む。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
摂津の能勢はいわゆる厳重(玄猪)の本場であったから、製法その他にもいろいろの古例があったことと思うが、播州の方ではこの日のためにただ餅をつき、特にイシイシと称して粳米の粉を以て作ったものを、互いに贈答することが東京の彼岸の餅以上に盛んであっただけである。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫
もとは常の日は粳米より惡いものを食つて居たからで、それには屑米又粟、稗の類も算へられたことゝ思ふ。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
シャクノコメ 粳米をシャクの米といふことは四國ばかりで無い。
柳田國男 食料名彙 青空文庫
もとは常の日は粳米より悪いものを食っていたからで、それには屑米また粟、稗の類も算えられたことと思う。
柳田國男 食料名彙 青空文庫