黒曜
こくよう
名詞
標準
文例 · 用例
靈智萩原朔太郎ふるへる、微光のよるに、いつぱつ、ぴすとるを撃つ、遠方に、金の山脈、かすかな、黒曜石の發光。
— 萩原朔太郎 『靈智』 青空文庫
あの黒曜石のように、黒く光っている穂高山!
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
黒曜石でできてるねえ」 ジョバンニが言いました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
そしてさうだ、向ふの崖の黒いのはあれだ、明らかにあの黒曜石の dyke だ。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
黒曜石でできてるねえ。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
そしてそうだ、向うの崖の黒いのはあれだ、明らかにあの黒曜石の dyke だ。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
「漂白した大理石に、黒曜石の細工文字を埋め込み、入念に磨きをかけたようだ」出まかせのそんな表現が頭に浮かぶ。
— 富田倫生 『短く語る『本の未来』』 青空文庫
白磁色の頬を火のように燃やし、黒曜石色の瞳を異妖な情熱に輝やかしつつ、彼女の方からウネウネと身体を乗出して来たので、たまらない息苦しい眩惑をクラクラと感じた支配人は、今更のようにヘドモドし初めた。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫