物頭
ものがしら
名詞
標準
文例 · 用例
で氏郷は忽ち物頭にして二千石を与えたというのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
貞固と東堂とは、共に留守居の物頭を兼ねていた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
物頭は詳しくは初手足軽頭といって、藩の諸兵の首領である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
留守居も物頭も独礼の格式である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
比良野氏ではこの年同藩の物頭二百石|稲葉丹下の次男|房之助を迎えて養子とした。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
加番は各|物頭五人、徒目付六人、平士九人、徒六人、小頭七人、足軽二百二十四人を率ゐて入城する。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
森は田辺に着いたし、景一に面会して御旨を伝え、景一はまた赤松家の物頭井門亀右衛門と謀り、田辺城の妙庵丸櫓へ矢文を射掛け候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
次いで物頭列にせられて紀姫附になった。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫