余裕綽々
よゆうしゃくしゃく
形容動詞名詞-の形容詞形容詞-たる副詞-と
標準
calm and collected
文例 · 用例
彼女の傲慢さの上を行くほどだったが、しかし彼女は余裕綽々たるものがあった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
何番が売れているのかと、人気を調べるために窓口へ寄っていた人々は、余裕綽々とした寺田の買い方にふと小憎らしくなった顔を見上げるのだったが、そんな時寺田の眼は苛々と燃えて急に挑み掛るようだった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
彼女の兄はまたがっしりと粘り強く余裕綽々として見えた。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
張りのある力強い生活さえしていれば、吾が中流の婦人にとっては、家政や育児の業は比較的容易になし遂げられて、なお余裕綽々たるものがあるだろう。
— 豊島与志雄 『都会に於ける中流婦人の生活』 青空文庫
特に津軽百姓がさうで、所謂水呑百姓の果てまでも日本の他の地方の百姓のやうにはコセつかず、余裕綽々たるものが在り、ユウモアに富み、舌鋒鋭く、警句の多々交はる談話をかはす。
— 福士幸次郎 『津軽地方特有の俚諺』 青空文庫
彼は余裕綽々たるもので、右から襲い左から飛びかかりグルリと廻って背後から襲う。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
「信ずべき筋によれば」参謀の声は、余裕綽々たるものがあった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
持山 余裕綽々ぢやないか。
— 岸田國士 『雅俗貧困譜』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな状況でも余裕綽々としている。
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そのプレゼンテーションは、彼の余裕綽々たる態度が印象的だった。
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余裕綽々たる風格で、彼は決勝戦に臨んだ。
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