半通夜
はんつや
名詞
標準
wake
文例 · 用例
本来ならば通夜をすべきであるが、盆前で店の方も忙しいので、いわゆる半通夜で四つ過ぎにそこを出て来たのである。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
九月十三日 土 向島に半通夜にゆく。
— 一九二四年(大正十三年) 『日記』 青空文庫
○本田さん半通夜、二時半にねる。
— 一九三九年(昭和十四年) 『日記』 青空文庫
變死人のことですから、世間への聞えも如何といふので、半通夜で近所の衆は歸し、裏表の戸も締めさして、あとは近い親類だけが殘りました。
— 花見の果て 『錢形平次捕物控』 青空文庫
が、半通夜で疲れていたので子刻(十二時)過ぎは何にも知らないと言うだけ、薄雲との関係を訊かれると、「それだけは勘弁して下さい。
— 雪の足跡 『銭形平次捕物控』 青空文庫
昨夜、半通夜が濟んでから、線香を替へに二階へ來たものがあるに違ひない。
— 系圖の刺青 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「半通夜で、お経が済んで、一とわたりお酒が出て、亥刻(十時)過ぎには、皆様に引取って頂きました。
— 夕立の女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
きょうはかえりに又図書館へ行こうかと思っていたのですが、昨夜は半通夜で床についたのが二時半ごろだったので、眠りたらず体がくるしかったから真直かえって来ました。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
故人を偲び、親族が集まって半通夜を行った。
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通夜には参列できないため、半通夜に弔問に訪れた。
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昨晩は半通夜で、故人の思い出話に花が咲いたよ。
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