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二束

ふたたば
名詞
1
標準
two bunches
文例 · 用例
坪五円にゃ、安いとて売れるせに、やっぱし、二束三文で、買えるだけ買うといて、うまいことをやった。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
材木の間から革包を取出し、難なく座敷に持運んで見ると、他の二束も同じく百円束、都合三百円の金高が入っていたのである。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
助手は根元で無造作に結へてある元結を切つて、兩耳の後ろと旋毛の邊にかけて前頭部と後頭部の髮を二束に分けた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
最初会社側では相場が分らぬまゝに、二束三文で売り渡した。
織田作之助 俗臭 青空文庫
小兵といふ条、十二束三伏、弓はつよし、鏑は浦響くほどに長鳴して、過たず扇の要ぎは一寸ばかり置いて、ひいふつとぞ射切つたる。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
商売といっても家財を店先に並べて古道具屋を出す位で、それも一般家庭に役立つ物は少く、已むを得ず二束三文に売り飛ばすと、あとは商品を仕入れる余裕がないから、屑屋同様になって店を仕舞うという有様であった。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
河童横町は昔河童が棲んでいたといわれ、忌われて二束三文だったそこの土地を材木屋の先代が買い取って、借家を建て、今はきびしく高い家賃も取るから金が出来て、河童は材木屋だと蔭口きかれていたが、妾が何人もいて若い生血を吸うからという意味もあるらしかった。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
その足許を見て二束三文で買いとってやるのだと、随分前から安二郎は此の商売をやりたがっていたのである。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
作例 · 標準
スーパーの特売で、ほうれん草を二束百円で買うことができて満足だ。
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古い手紙が二束、屋根裏部屋の埃を被った段ボール箱から見つかった。
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花壇に植えるため、パンジーの苗を二束買ってきて庭に並べた。
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