蹴鞠
けまり異読 しゅうきく
名詞
標準
kemari
文例 · 用例
日本の昔でも手鞠や打毬や蹴鞠はかなり古いものらしい。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
』と私も蹴鞠のやうに跳起きて見ると、此時天全く明けて、朝霧霽れたる海の面、吾が端艇を去る事三海里ばかりの、南方に當つて、椰子、橄欖の葉は青※と茂つて、磯打つ波は玉と散る邊、一個の島が横つて居つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
つゞいて又一發、猛狒は思ひがけなき二發の彈丸に射られて、蹴鞠のやうに跳上つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
将軍家のおたのしみは、お歌、蹴鞠、絵合せ、管絃、御酒宴など、いろいろございましたけれども、何にもまして京の噂を聞く事がおたのしみの御様子でございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
文はもとより、又詩をも善くし、図画、奕棋、営造、音律、何にも彼にも通暁して、茶も此人から蔡嚢へかけて進歩したのであり、蹴鞠にまで通じていたか、其詩が温公詩話と詩話総亀とに見えている。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
奥山にはかの驢馬のほかに、菊川国丸の蹴鞠、淀川富五郎の貝細工などが評判であるので、それらも話の種に見物する予定であったが、巾着切りの一件から何だか心が落ち着かなくなったので、母子はこれから直ぐに帰ろうかなどと話し合っているところへ、小僧の宇吉があわただしく引っ返して来た。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
その昔、なにがしの君が大堰川のほとりで蹴鞠の遊びを催されたときに、見物のうちに眼にとまるような嫋女があった。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
) 椿岳は諸芸に通じ、蹴鞠の免状までも取った多芸者であった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代、貴族たちの間で蹴鞠が盛んに行われていた。
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京都の神社では、新年に伝統的な蹴鞠の奉納が行われる。
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蹴鞠は、地面にボールを落とさずに蹴り続ける日本の古式フットボールだ。
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