幻辞.com

北岸

ほくがん
名詞
1
標準
north coast
文例 · 用例
大西洋北岸の富の余剰はいまや米国株式に変形したと歎じさせた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
芭蕉の居を卜せしは即ちこの川の北岸にして、満潮の潮がしらに川角へさし来る水の勢に乗つて照り渡れる月に句を按じ、あるいは五本松あたり、一川の上下に同じ観月の友を思へるなど、皆こゝに居たるよりの風雅のすさびなりけんと想はる。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
鐘が鳴ったが、その浅草寺の五重塔は、今戸側北岸の桜や家並に隠れて彼女の水上の位置からは見えない。
岡本かの子 青空文庫
その西湖には南岸の雷峰塔に対して北岸に保叔塔と云うのがある。
雷峯怪蹟 蛇性の婬 青空文庫
此の夜は流石の敵も、油断をするだろうから、襲撃の機会到れりというので、元就は長男隆元、吉川元春など精鋭をすぐって、毛利家の兵船に分乗し、島の東北岸|鼓の浦へ廻航した。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
即ち毛利の第一軍は、地御前より厳島を迂廻し、東北岸鼓の浦に上陸し、博奕尾の険を越え、塔の岡の陶本陣の背面を攻撃し、第二軍は、宮尾城の城兵と協力し、元就軍の本軍が鬨の声を発するを機とし、正面より陶の本陣を攻撃するもので、小早川隆景これを率いた。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
文官試験を受けたが合格しなかったので、故郷の呉に帰るつもりで川の北岸に同郷の者が住んでいた。
田中貢太郎 柳毅伝 青空文庫
その南岸の雄大な塔は、西湖十景の一つにかぞえられた雷峯塔で、北岸のは保叔塔である。
田中貢太郎 雷峯塔物語 青空文庫
作例 · 標準
この道の先には、美しい湖の北岸が広がっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ヨットは風を受けて、島の北岸を目指して進んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
観光客は、北岸に点在する小さな村々を巡るのが好きだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash