通い船
かよいぶね
名詞
標準
ferry
文例 · 用例
二七 おもてはストキから、ボースン、大工まで、全部出て行ったので、あとは傷を負って、むなしく一週間余りを暗室――それはほとんど暗室であった――の、寝箱の中でもだえ苦しんだ、ボーイ長の安井と、おもての通い船のおやじと、それから、沖売ろうのその娘とだけになった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
一方チーフメーツは投錨と共に、通い船に乗って水上署へおもむいた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
彼もまた先代のように人のために通い船を出していた。
— 魯迅 『風波』 青空文庫
……」 第二日の朝早く七斤はいつもの通り魯鎮から通い船を漕いでお城へ行き、晩になるとまた魯鎮に帰って来た。
— 魯迅 『風波』 青空文庫
八叔の通い船は、帰って来ているじゃないか」 十幾人のほかの子供はこの言葉に引かされて勇み立ち、あの船で一緒に行こう、と皆立上った。
— 魯迅 『村芝居』 青空文庫
聴けば隣村の通い船を出す七斤は途中で引掴まって、人間らしくないような体裁にされてしまったが、それさえ大した恐怖の数に入らない。
— 魯迅 『阿Q正伝』 青空文庫
作例 · 標準
港から島へ渡るには、一日数便の通い船を利用するのが一般的だ。
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川の両岸を結ぶ通い船は、地元の人々の生活に欠かせない。
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昔は渡し守がいたが、今は無人の自動操縦の通い船が客を運んでいる。
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