情報局
じょうほうきょく
名詞
標準
intelligence agency
文例 · 用例
など叫喚して手がつけられず、私なども、雑誌の小説が全文削除になったり、長篇の出版が不許可になったり、情報局の注意人物なのだそうで、本屋からの注文がぱったり無くなり、そのうちに二度も罹災して、いやもう、ひどいめにばかり遭いましたが、しかし、私はその馬鹿親に孝行を尽そうと思いました。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
情報局推薦なんて肩書がつくと、かえって受けませんね。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
情報局の注意人物というデマが飛び、私に、原稿を依頼する出版社が無くなってしまった。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
あとがき この「惜別」は、内閣情報局と文学報国会との依嘱で書きすすめた小説には違いないけれども、しかし、両者からの話が無くても、私は、いつかは書いてみたいと思って、その材料を集め、その構想を久しく案じていた小説である。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
なお、最後に、どうしても附け加えさせていただきたいのは、この仕事はあくまでも太宰という日本の一作家の責任に於いて、自由に書きしたためられたもので、情報局も報国会も、私の執筆を拘束するようなややこしい注意など一言もおっしゃらなかったという一事である。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
随分書いたが、情報局ではねられて許可にならなかったから、金はくれないんだ。
— 織田作之助 『鬼』 青空文庫
出版に対する検閲は猛烈にやかましくて、何万種類出版物がふえようとも、それらの内容は全く、情報局編輯であるという点では、ただ一冊の本に過ぎないと同じであった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
今日の日本のインテリゲンツィアのいじめつけられた病的な思考力は、文化・文学にたいする政治の優位という言葉そのものをさえ、情報局的本質にしかのみこまない。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
作例 · 標準
外務省の情報局は、海外の情勢を分析し、外交政策の策定に寄与している。
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その組織には独自の情報局があり、競合他社の動向を密かに調査しているという噂だ。
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政府の情報局から発表された見解は、近隣諸国との緊張緩和を示唆するものだった。
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標準
Cabinet Intelligence Bureau (1940-1945)
作例 · 標準
戦時下の日本において、情報局は思想統制やプロパガンダの強力な発信源として機能していた。
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1940年に設置された情報局は、新聞や出版物の検閲を通じて世論の誘導を図った。
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情報局の解体は、日本の民主化に向けた戦後の重要な改革の一環として行われた。
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