フーフー
フーフー異読 ふうふう・ふーふー・フウフウ・フゥフゥ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
blowing repeatedly (e.g. to cool something down)
文例 · 用例
(F・O)S=宿の横手――夜 坂部文六、杖を付いて、 フーフー、云い乍ら、歩いて来る。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
(何や、)と一ツ突慳貪に云って睨みつけたが、低声で、若いのが何か口上を云うのを、フーフーと鼻で呼吸をしながら、目を瞑って、真仰向けに聞いたもんです。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
私は味が落ちていないのを喜びながら、この暑さにフーフーうだるのを物ともせず三杯もお代りした。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
大ジョッキとフライビンズを註文し、息の根の停りさうな苦しさを我慢しながら、三分の一ばかり飲んで、ゲエーとおくびを出して、フーフー赧い顔で唸つてゐると、いきなり耳を引つ張られた。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
などゝ思ひながら、空を仰いで深重にフーフーと呼吸してゐた。
— 牧野信一 『秋晴れの日』 青空文庫
すると悟空の心臓には常に倍した偕々勃焉の血潮が蘇り、口腔からは燦々たる火気をフーフーと吐いて奮然と立ち上つた。
— 牧野信一 『闘戦勝仏』 青空文庫
――照子は、私の膝の傍らで、フーフーと苦しさうな息を吐いてゐた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
よいか、ごろん棒、折っぺしょるぞ」 いなせの地廻り真っ蒼になり、フーフー息ばかりついている。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
母親は、熱々の鍋焼きうどんを取り鉢に取り分けると、小さな子供が火傷しないようにフーフーと何度も息を吹きかけて冷ましてあげた。
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寒い冬の朝、自販機で買ったばかりの缶コーヒーのプルタブを開け、立ち上る湯気をフーフーしながら少しずつ口に含んだ。
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彼は猫舌なので、ラーメンを食べる時はレンゲに麺をすくい、時間をかけてフーフーと冷ましてからでないと食べられない。
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標準
huffing and puffing
作例 · 標準
久しぶりの登山で完全に体力が尽き果て、山頂手前の急な岩場をフーフーと荒い息を吐きながら、這うようにして登り切った。
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エレベーターが点検中で使えなかったため、重い買い物の荷物を両手に抱えて10階の部屋まで階段を上り、玄関に着く頃にはフーフー言っていた。
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肥満気味の飼い犬は、少し走っただけですぐにフーフーと息を切らして座り込んでしまい、ダイエットの必要性を痛感させられる。
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標準
struggling (with work, studies, etc.)
作例 · 標準
彼は初めてのプロジェクトリーダーを任されたが、メンバー間の意見調整や予期せぬトラブルの連続に、毎日フーフー言いながら対応している。
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共働きで三人の小さな子供を育てている彼女は、毎朝の保育園の送り迎えから夜の寝かしつけまで、息つく暇もなくフーフーしながら家事と育児をこなしている。
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締め切りが明日まで迫っているのに原稿はまだ半分も終わっておらず、徹夜覚悟でフーフー言いながらキーボードを叩き続けている。
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