鋳造所
ちゅうぞうしょ
名詞
標準
foundry
文例 · 用例
黒板塀の地内には、事務所にあたる金局、鋳造所の吹所、局長の官舎にあたるお金改役御役宅、下役、職人の住むお長屋と四つの廓にわかれ、いまの日本銀行のあるところが後藤の役宅で、金吹町のあたりにお長屋の廓があった。
— 紙凧 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
じっさい、爪先立って見れば西北にあるもっと遠くもっと青い山脈の峯のいくつか――天の鋳造所で鋳られた真っさおな貨幣――を、それから村の一部をも瞥見することができるのであった。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
原城の攻撃は、平射砲でなくて曲射砲だったら百倍の効果をあげていたろうと、口を辷らしたのが松浦侯の耳につたわり、今年の参府のお土産はそれにしようと、勝手にひとりぎめして、紐差の山裾に、さっさと鋳造所をこしらえてしまった。
— 久生十蘭 『ひどい煙』 青空文庫
休之助の注意をひいたのは、現在どこの鋳造所でも使っていない特殊な技術、という点であった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
むかし鋳造所でもあったらしく、地名のいもじは「鋳物師」と書くらしい。
— 山本周五郎 『山彦乙女』 青空文庫
作例 · 標準
古い鋳造所の煙突からは、常に煙が上がっていた。
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鋳造所では、熱い金属が溶鉱炉から流れ出ていた。
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地域経済を支えてきた鋳造所が、ついに閉鎖されることになった。
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