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来之

きこれ
名詞
1
標準
文例 · 用例
私儀足痛所御座候に付、不出来之節は夏中足袋相用申度奉願上候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「九月廿九日、於福山鳥取表伯母君(田中喜三母)対面願之通被仰付、但日数往来之外七日之御暇。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
四五日来お柏持病脳痛不出来之処、今暁尤甚。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
徳富蘇峰は『将来之日本』を挈げて故山から上って帝都の論壇に突入し、続いて『国民之友』を創刊して文名隆々天下を圧する勢いがあった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
(三)何物をも見遁さゞる敏捷  徳富蘇峰の将来之日本を以て世に出づるや、彼れは世界の将来が生産的に傾くべきを論ずる其著述に於て、杜甫の詩を引証し、伽羅千代萩の文句を引証し、其「コーデーション」の意外なる所に出づるを以て世を驚かしめたりき。
山路愛山 明治文学史 青空文庫
是時有光海、依来之神。
――その基礎論―― 日本文学の発生 青空文庫
孝助は手に取上げて読み下すに、一|筆申入候過日御約束|致置候中川漁船|行の儀は来月四日と致度就ては釣道具|大半破損致し居候間夜分にても御閑の節|御入来之上右釣道具|御繕い直し被下候様奉願上候。
怪談牡丹灯籠 怪談牡丹灯籠 青空文庫
――だが、こういう高踏的インテリゲンツが存在出来る余裕範囲は、元来之を産んだものであった処の資本が今日の荒々しいギャロップを始めるや否や、次第に狭められて来たことは誰でも知っている事実である。
戸坂潤 現代哲学講話 青空文庫