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亜硫酸

ありゅうさん
名詞
1
標準
sulfurous acid
文例 · 用例
燧の鉄と石の触れあう音、迸る火花、ホクチの燃えるかすかな囁き、附け木の燃えつくときの蒼白な焔の色と亜硫酸の臭気、こうした感覚のコムプレッキスには祖先幾百年の夢と詩が結び付いていたような気がする。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
(明治四十年十月十一日『東京朝日新聞』)         十七      船内の消毒 船中で鼠を駆り、また消毒をするために亜硫酸瓦斯を用うる事があるが、その効験に関する詳細な調査の結果に拠れば、鼠や害虫の類はわずかに〇・五プロセントの亜硫酸を含む空気で二時間も燻せば絶滅する事が出来る。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
織物類、金属器具等はこの瓦斯には害せられぬが、硫黄を燃やして亜硫酸を発生せしめる際硫酸の瓦斯も伴って出るからこれが少々損害を及ぼす。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
「あははは、亜硫酸|瓦斯だよ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
なにしろ、一同、生れて初めて見た截断刃、大斧、粉砕機などに仰天し戦慄し畏怖しきっているのだから、突然、しゅうしゅうと斜め下ろしに吹きまくって来た亜硫酸瓦斯の悪気流には、全くのところたじたじたじとなったにちがいない。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
また数年前アメリカから輸入される乾杏が、多量の亜硫酸を含むという理由で、発売を禁止されたことがありますが、これが動機となって私も研究を致しました結果、食料品に亜硫酸を含むものの少なくないことを発見して驚いた次第であります。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫
亜硫酸は物を晒す力のある薬品でありまして、赤砂糖でもこれで晒しますと雪を欺くような白砂糖になりますので、世間ではこの能力を悪用して、粗悪品を優良品に見せかけようとすることが盛んに行われ、亜硫酸の需要は実に莫大な額に上がって居ります。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫
これ等の晒飴は亜硫酸を含有して居るものがあり、原料そのものが昔のものとは全く違った安い材料から作られているのであります。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日亜硫酸について考えている。
亜硫酸という言葉は日本語で重要だ。
彼は亜硫酸の意味を理解している。
この文には亜硫酸が含まれている。
ウィキペディア

亜硫酸(ありゅうさん、sulfurous acid)は、化学式 H2SO3 で表される硫黄のオキソ酸で、二酸化硫黄の水溶液中に存在するとされる酸である。分子量 82。酸性雨に含まれる物質の1つである。

出典: 亜硫酸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0