宿割り
しゅくわり
名詞
標準
文例 · 用例
彼にとっては、天国に昇ろうとまた地獄に落ちようとそれは何でもない事である、道中に於ける夫々の宿割に過ぎない。
— 種田山頭火 『赤い壺(二)』 青空文庫
」 健達は今度S村附近に陸軍の演習があるので、その宿割を受けていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
」 「何するだ、稲が、稲が※」 昼頃、宿割をきめる軍人と役場の人がやってきた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
」 街にはどの家にも宿割の紙が貼らさっていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
尾州からはもう宿割の役人まで見えていますぞ。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
道橋の見分に、宿割に、その方の役人はすでに何回となく馬籠へも入り込んで来た。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
前もって宿割の役人を迎え、御宿札というもののほかに関所を通過する送り荷の御鑑札を渡され、畳表を新しくするとか障子を張り替えるとか、時には壁を塗り替えるとかして、権威ある人々を待たねばならない。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
「半蔵さま、宿割は。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫