画才
がさい
名詞
標準
artistic talent
文例 · 用例
橋なくて日暮れんとする春の水 こうした春の郊外野景を描くことで、蕪村は特殊の画才と詩情とを有している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
絵の話が出ると、自分の眼前に、その飲み残した一杯のアブサンがちらついて来て、ああ、あの絵をこのひとに見せてやりたい、そうして、自分の画才を信じさせたい、という焦燥にもだえるのでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
私は、彼に画才のあるであらうことは常々その文章の筆致などから想像もし、また、私の眼前で作成した楽焼なども貰つたこともあるので一応は点頭いたが「小説よりも――」は可笑しいと首を傾けた。
— 牧野信一 『彼に就いての挿話』 青空文庫
と案じたが、帝展に落選するやうでは画才は小説に劣ること確実であらう、飽くまでも彼は小説創作の道に進むに違ひなし――。
— 牧野信一 『彼に就いての挿話』 青空文庫
十一 画人椿岳椿岳の画才及び習画の動機 椿岳の実家たる川越の内田家には芸術の血が流れていたと見えて、椿岳の生家にもその本家にも画人があったそうだ。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
椿岳も児供の時から画才があって、十二、三歳の頃に描いた襖画が今でも川越の家に残ってるそうだが、どんな田舎の百姓家にしろ、襖画を描くというはヘマムシ入道や「へへののもへじ」の凸坊の自由画でなかった事は想像される。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
椿岳の画才はけだし天禀であったろう。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
探幽と松平伊豆 少年少女のために 探幽は名画家の多い狩野家でも、とりわけ画才が秀れているので聞えていた人でした。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
作例 · 標準
幼い頃から画才に恵まれ、コンクールで何度も入賞している。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼の描く独特の世界観は、非凡な画才の表れだ。
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有名画家だった祖父の画才を、彼女は確かに受け継いでいる。
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