逆上せる
のぼせる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to feel dizzy
文例 · 用例
今度は三十ばかしの野郎よ、野郎じゃアねッからお話になんねエ、十七、八の新造と来なきゃア、そうよそろそろ暑くなるから逆上せるかもしんねエ。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
『おいらは毎晩|逆上せる薬を四合|瓶へ一本ずつ升屋から買って飲むが一向鉄道|往生をやらかす気にならねエハハハハ』『薬が足りないのだろうよ、今夜あたりお神さんにそう言って二合も増やしておもらいな。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
』『なるほどうまいことを言うじゃアないか、今日おいらが蔦屋へ行って今朝の一件を話すと、長屋の者が、懐が寒くなるから頭へ逆上せるだッて言やアがる。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
日中は梅の香も女の袖も、ほんのりと暖かく、襟巻ではちと逆上せるくらいだけれど、晩になると、柳の風に、黒髪がひやひやと身に染む頃。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
」 あの怪しげな烏瓜を、坂の上の藪から提灯、逆上せるほどな日向に突出す、痩せた頬の片靨は気味が悪い。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
邸では瓦斯が勝手にまで使ってあるのに、奥さんは逆上せると云って、炭火に当っているのである。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
温泉に浸つたつて逆上せるばかしだし、風景を見て慰められる質でもなし、散歩は嫌ひだし、また独り芸術的な思索に耽るなんていふ落つきは生れつき持ち合はせなかつたし、まつたく彼は、日々その身を持てあますばかしだ。
— 牧野信一 『スプリングコート』 青空文庫
蒸々とした空気と、人の息とで、捨吉達はすこし逆上せる程であった。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
作例 · 標準
長風呂でのぼせてしまい、湯船から出るのがやっとだった。
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暑い日にマスクをしていると、時々頭がのぼせてくる感じがする。
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彼は高所での作業中、少しのぼせて休憩を取った。
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標準
to lose one's cool
作例 · 標準
彼女は些細なことで怒り、すぐにのぼせて声を荒げてしまった。
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熱くなってのぼせてしまうと、冷静な判断ができなくなる。
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議論が白熱し、ついのぼせて相手にきつい言葉を浴びせてしまった。
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標準
to be obsessed
作例 · 標準
彼は仕事にのぼせてしまい、家庭を顧みないようになってしまった。
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彼女はその趣味にのぼせて、毎日膨大な時間を費やしている。
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一度何かにのぼせると、周りのことが全く見えなくなるタイプだ。
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標準
to become conceited
作例 · 標準
彼は少し成功しただけで、すっかりのぼせて偉そうな態度を取り始めた。
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周囲からの過度な褒め言葉にのぼせて、自分の実力を見誤ってはいけない。
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若くして才能を認められた彼は、周囲の期待にのぼせてしまった。
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