遣り直す
やりなおす
動詞
標準
文例 · 用例
」「でも帰れば又初から遣り直すことになつたのです。
— DAT FLEESCH 『尼』 青空文庫
それで全然また遣り直す事になつた。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
今年の一月になつて、また遣り直す事になつて原稿を取り戻して、ちよいちよい手を入れたり作り直したりしてゐたが、色々月極めの雑多な仕事に追はれて充分の時間が無くて三月になつた。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
面目無い S先生と酒を飲んだのも僕だ 生れかわって遣り直す 忰と嫁の将来を頼む 二十日午後一時 Mより W兄 足下 私の手から号外が力なくヒラヒラと辷り落ちた。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
自分一己の事なら間違つたら遣り直す事も出来ます。
— 原田皐月 『獄中の女より男に』 青空文庫
きっと真人間になって遣り直すから、おれを弟とも思って、これからは導いてくれ) と、あれほど欣んでいった又八。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
一生が又もう一遍やり直せるものならいいんだけれど、そうでないんだもの、ねえ」と述懐してわたしを言葉なからしめました。
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ほかの事なら一度や二度シマッタと思ってもそれから心をとり直して立直ってやり直せるのに、それのきかない相撲という勝負の仕組はまるで人間を侮蔑するように残酷なものに思われた。
— 坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 青空文庫