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皆の者

みなのもの
名詞
1
標準
everybody
文例 · 用例
中の一人が皆の者に向つて自慢をしはじめた。
中原中也 山間秘話 青空文庫
「近う來い、申聞かすことあり、皆の者もこれへ參れ」と御聲懸に、御次に控へし面々も殘らず左右に相詰むる。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
本当に、私たちも、はじめはひどく面変りをしたと思つてゐたのでございますが、馴れるとでも言ふのでせうか、あのお方がだいいち少しも御自身のお顔にこだはるやうな御様子をなさいませぬし、皆の者にもいつのまにやら以前のままの、にこやかな、なつかしいお顔のやうに見えてまゐりました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
皆の者、銭は三文見つかったぞ。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
皆の者、そこな下郎は殊勝であるぞ。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
老いたる男 されば皆の者よ。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
そのうちに婆さんの髪の毛が一本も無くなって、尼さんの天窓になりますと、皆の者は婆さんを捨てて門跡様の行列を追って雪崩れて往きました。
田中貢太郎 尼になった老婆 青空文庫
「それ逃げたぞ」「叩き殺せ」 皆の者は用意して来た棒や鍬を持って叩き伏せようとしたが、旅僧の姿はひらひらと室の其処此処に閃くばかりでどうすることもできなかった。
田中貢太郎 怪しき旅僧 青空文庫
作例 · 標準
皆の者、殿のお出ましである。頭が高い、控えよ」と家臣が厳かに声を上げた。
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演劇の舞台上で、威風堂々とした王様が「皆の者、今宵は朝まで宴を続けようではないか」と手を広げた。
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皆の者、決して持ち場を離れるな。最後まで気を抜くなよ」と現場監督が鋭く指示を出した。
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