千枚
せんまい異読 センマイ
名詞
標準
1000 sheets (of paper)
文例 · 用例
黄花石楠花が、岩角の間に小さくしがみついて咲いている、その間を踏んで、登れば、千枚沢岳と悪沢岳の間に、赤石山が吊鐘を伏せたように円く立っている、支脈伝いに背面を見た時には、壮大だと思った白河内岳も、ここから見ると、可愛そうなほど、低くなって、下に踞くまってしまった。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
振り返れば、間の岳(赤石山脈)や、悪沢岳の間から、赤石山が見える、そうして千枚沢の一支脈は、兀々した石の翼をひろげて、自分たちの一行を、遥かに包もうとしている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
発覚されない贋造紙幣ならば、百枚流通していようが、千枚流通していようが、それは、やかましく、詮議立てする必要のないことだった。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
まかり間違うと、鼻持ちならぬキザな虚栄の詠歎に似るおそれもあり、または、呆れるばかりに図々しい面の皮千枚張りの詭弁、または、淫祠邪教のお筆先、または、ほら吹き山師の救国政治談にさえ堕する危険無しとしない。
— 太宰治 『父』 青空文庫
……な、宮重大根が日本一なら、蕪の千枚漬も皇国無双で、早く言えば、この桑名の、焼蛤も三都無類さ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
酒と米とを持つてくることを忘れない彼は涙ぐましい友情を持ちつゞけてゐる、彼に幸福あれ、おとなしく飲んで、いつしよに寝る、一枚の蒲団も千枚かさねたほどあたゝかだつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
すくなくとも過去に於て、自分は二千枚近くの原稿を書き、そして皆中途に棄ててしまった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
実に過去に於て、こうして焼き棄てた原稿が、凡そ二千枚にもなってるだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
このレポートは、なんと千枚の紙を必要としました。
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急ぎで千枚の印刷を頼みたいのですが、可能でしょうか?
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彼女のノートはいつも千枚あっても足りないくらい、びっしり書き込まれている。
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標準
book tripe
作例 · 標準
もつ鍋には、あの独特の食感の千枚が欠かせないんだよね。
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居酒屋で、新鮮な千枚の刺身を注文した。
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このお店の千枚は、丁寧に下処理されていて臭みが全くない。
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