日嗣の皇子
ひつぎのみこ
表現名詞
標準
Crown Prince (of Japan)
文例 · 用例
めでたきかなや、日嗣の皇子、世の星なる、麗はし、良き姫めとらす。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
雄雄しくいます、日嗣の皇子、げに、人皆、とこしへ、たのまん御柱、ならびて在す、天つ少女、そのみなさけ、優しく、みけしき気高し。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
後次第に、ひつぎのみこ・皇子の尊など言ふ名で、半成人の資格を認めて来る様になつた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
主上・村君等のつぎが、次第に氏族の高級巫女なる后妃・妻妾・姉妹・女児を列し、宮廷で言へば、ひつぎのみこ更に継承資格を認められて居た兄弟中の数人を加へる様になつた。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
さうして、其に叶うた数人――概して二三人を「ひつぎのみこ」として、神聖な待遇と其に適した生活様式をおさせ申した。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
さうして、多くの場合、其ひつぎのみこの中から、ひのみこ――即、天子をお立て申すことになつて居た。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
だから、ひつぎのみこに太子の字を宛てることはあつても、必しも後の皇太子には当らぬのである。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
其ひつぎのみこに択ばれずに居られたみこたちも、元よりその家庭生活の形は、前に言つた通りで、唯、ひつぎのみこ、ひのみこ特有の生活様式は避けて居たが、日常生活は、多くは同様であつた。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
作例 · 標準
日本書紀には、火嗣の皇子が即位する様子が詳細に描かれている。
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火嗣の皇子は、幼い頃から帝王学を学んで育った。
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将来の火嗣の皇子の誕生を国民は心待ちにしている。
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