道化方
どうけがた
名詞
標準
dōkegata (kabuki jester)
文例 · 用例
第一部の劇場にての前戯に、道化方がアイン・ブラアウェル・クナアベのいるのは劇場の利方だと云っている。
— 森鴎外 『不苦心談』 青空文庫
すぐその跡で、道化方が作者にブラアヴであれと云っているので、誤ったのである。
— 森鴎外 『不苦心談』 青空文庫
白小袖の上に、紫縮緬の二つ重ねを着、虎膚天鵞絨の羽織に、紫の野良帽子をいただいた風情は、さながら女の如く艶めかしい、この二人を囲んで、一座の道化方、くゎしゃ方、若衆方などの人々が、それぞれ華美な風俗の限を尽して居並んでいた。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
弥五七 (道化方らしく誇張した身振りで)さればこそ前代未聞の密夫の狂言じゃ。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
(皆の後から奥の方へはいる)弥五七 (やっぱり道化方らしいやや上ついた態度で)はて面妖な。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
」突然かう叫んだのは、音楽のわかる道化方トロツテルである。
— DAS GROBE VERGNUGEN 『防火栓』 青空文庫
世間を馬鹿にし切つた道化方でなくては、こんな智慧は出ない。
— DAS GROBE VERGNUGEN 『防火栓』 青空文庫
頭カスペリイニイは天才の道化方に抱き付いて、給料を増す約束をした。
— DAS GROBE VERGNUGEN 『防火栓』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎の舞台で、道化方が登場すると客席から笑い声が上がった。
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彼は道化方特有の動きと表情で、観客を魅了した。
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道化方は、物語に軽妙なユーモアを添える重要な役割を担っている。
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