推究
推究
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文例 · 用例
而して此観察点より推究する時は、尤も進歩したるモーラル・ライフ(道義の生命)を有つものは、尤も健全にして、尤も円満なる美を願欲するものなることは、判断するに難からじ。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
だが、女中さんの噴き出したのは、ただ何がなしにその場のシテュエーションの然らしめたところだろう、若い女というものは箸が転んでも笑うと云うではないか、尠くともそれは僕に対する嘲笑ではない筈だ、それは彼女の目がよく証明している、などと僕はひとりでしきりに推究した。
— 生田春月 『聖書』 青空文庫
右の如く、我が国上等社会の人は、無稽の幽冥説に惑溺すること、はなはだ少なしといえども、その、これに惑溺せざるは、ただ一時仏者に敵するの熱心に乗じたるものにして、天然の真理原則を推究したる知識の働に非ざるがゆえに、幽冥説に向って淡白なるほどに、物理においてもまた自から漠然たるの情あるが如し。
— 福沢諭吉 『物理学の要用』 青空文庫
儒者が地獄極楽の仏説を証拠なきものなりとて排撃しながら、自家においては、数百年のその間、降雨の一理をだに推究したる者なし。
— 福沢諭吉 『物理学の要用』 青空文庫
彼の発明の蒸汽船車なり、鉄砲軍器なり、また電信|瓦斯なり、働の成跡は大なりといえども、そのはじめは錙朱の理を推究分離して、ついにもって人事に施したる者のみ。
— 福沢諭吉 『物理学の要用』 青空文庫
もしも果して然るものとするときは、この欠点は何によりて生じたるものか、その原因を推究すること緊要なり。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
これを推究せざるべからず。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
リーゾニングとは事物の道理を推究して自分の説を付くることなり。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫