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百薬

ひゃくやく
名詞
1
標準
sundry remedies
文例 · 用例
ジグスのやうに、パンのし棒でのされるにしても、あのやうに朗に飲めるのならば、酒は確かに百薬の長だが。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
歩いた後の一盞は正しく百薬に勝るものを沁々と覚えさせられ、近くは半島を出でゝ遥かなる旅路の彼方に恍忽の夢を結ばうと画策してゐる次第である。
牧野信一 或るハイカーの記 青空文庫
兎もあれ百薬に勝る一盞は、ハイキングの賜物であつた。
牧野信一 或るハイカーの記 青空文庫
ゲー酒は百薬の長、憂の玉箒、ナンテ来らア。
正岡子規 煩悶 青空文庫
これに反し酒の好きな者は医師がいかにその害を説くも、百薬の長なりと頑張って聴かぬものが多い。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
他人が愛飲する酒の如きは、人によって天の美禄でもあり、百薬の長ともなるが、好まざる者には無価値である。
北大路魯山人 味を知るもの鮮し 青空文庫
百薬の長も度を過ごしては禍の因じゃて――町人、これは其許の持物じゃろう。
怪談抜地獄 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
作例 · 標準
「笑いは百薬の長」と言われる通り、明るく過ごすことが健康への近道だ。
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彼は健康マニアで、家中にはあらゆる症状に対応する百薬が揃っている。
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昔の薬屋の看板には、「百薬完備」という誇らしげな文字が書かれていた。
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