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踏み入る

ふみいる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to step into
文例 · 用例
いっそやるなら、ここまで踏み入ることです。
岡本かの子 巴里のむす子へ 青空文庫
スウィッチを捻って昼の客をそのまま夜の客に更めて照し出した軒並みのキャフェのテラス――春宵のアンニュイに導かれて足はおのずと静なラシイヌ通りに踏み入る
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
岩間の細徑に踏み入る頃、東の天は白みわたりぬ、連なる騎者馬さし寄せて、夜は明けんとす、客人の目疾せられぬ用心に、涼傘さゝせ申さんと、大なる布を頭より被せ、頸のまはりに結びたれば、それより方角だに辨へられず。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
麓の村から三哩、馬の背で踏み入る山奥の材木工場で、フロラと私はその年のクリスマスを迎へようとしてゐた。
牧野信一 寄生木と縄梯子 青空文庫
」 堤の向う側から、時たま聞える鶯の声を耳にしながら、二人はなるべく長閑さうな会話を選んで歩を速めてゐたが、森に踏み入るに伴れて、次第に深い沈黙に陥入つた。
牧野信一 繰舟で往く家 青空文庫
居間に近い渡殿の戸をあけた時から、もう御簾の中の薫香のにおいが立ち迷っていて、気高い艶な世界へ踏み入る気がした。
初音 源氏物語 青空文庫
この靴に草鞋をくつつけて……」 俺は、夏のうちにヤグラ岳を越えて、丹沢山へ踏み入る目的でそろへた山登りの道具を持ち出して囲炉裡のふちに並べてゐた。
牧野信一 木枯の吹くころ 青空文庫
然し、道を迷ったということが何かこう一種の因縁のように思われて来て、私のあこがれて居る夢幻の世界へ踏み入る第一歩であるような気がした。
小酒井不木 狂女と犬 青空文庫
作例 · 標準
彼は、誰も足を踏み入れたことのない未開の地を探検することに生涯を捧げた。
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日が暮れてからは、危険なのでその森に踏み入るべきではない。
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その部屋は神聖な場所とされており、許可なく踏み入ることは固く禁じられている。
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