窯場
かまば
名詞
標準
kiln-equipped pottery workshop
文例 · 用例
私はこの春さばを入手すべく、且つ視察かたがた意を決して窯場を発足、若狭小浜へ二月下旬に着いた。
— 北大路魯山人 『若狭春鯖のなれずし』 青空文庫
そこで、私はこの窯場では、少なくとも自分の名のつく作は、なにからなにまで自分でやっているのであります。
— 北大路魯山人 『食器は料理のきもの』 青空文庫
陶器を自分で作る責任として、そもそも最初の用意として、朝鮮に二回、その他、内地では瀬戸、唐津を初め、各地の古窯場を遍歴して、様々な古陶を発掘し、偶然ながら志野、織部などの古窯を発見したりしました。
— 北大路魯山人 『陶器鑑賞について』 青空文庫
そこで古陶磁の蒐集を思い立ち、窯場星岡に参考館を設け、徐々に蒐集品を陳列し始めた。
— 北大路魯山人 『なぜ作陶を志したか』 青空文庫
備前焼、瀬戸焼、信楽焼、九谷焼、織部焼、伊万里焼、有田焼等々、日本には、各地方に、それぞれの土地に固有の型と技術とをもつ陶磁器が発達しているが、これらの窯場の特定の産物には、各々素晴らしく、芸術上時に高い作品が見出されている。
— 北大路魯山人 『日本のやきもの』 青空文庫
古備前、古瀬戸、古九谷、織部等と呼ばれる古い時代のこれらの窯場の産物の中、ある茶碗、ある水指、皿等は、先に述べた偉大な陶匠の作品と共に、国宝に指定されているものすら数多くある。
— 北大路魯山人 『日本のやきもの』 青空文庫
無数の窯場が今も各地に散在して、烟を絶やしたことがないのです。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
そうしてこんなにも多く手工による窯場が現存している国は他にないでしょう。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
作例 · 標準
窯焚きが始まると、窯場には近寄るのも躊躇われるほどの熱気が充満する。
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「次の個展に間に合わせるために、今は一日のほとんどを窯場で過ごしてるんだ」
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薄暗い窯場の中で、職人が黙々とろくろを回し、土に命を吹き込んでいた。
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