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残った

のこった
形容詞-語幹
1
標準
remaining
文例 · 用例
春風馬堤曲に歌われた藪入りの少女は、こうした蕪村の詩情において、蒲公英の咲く野景と共に、永く残ったイメージの恋人であったろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
小枝の先に散り残った枯れ/\の紅葉が目に見えぬ風にふるえ、時に蠅のような小さい虫が小春の日光を浴びて垣根の日陰を斜めに閃く。
寺田寅彦 森の絵 青空文庫
まいかいは花が落ちてうてながまだ残ったままである。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
儀式は刈り株の残った冬田の上で行なわれた。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
間の岳の峰から、北岳まで尾根が繋がっていることは、ここで初めて確かめられた、我が三角測量標の下には、窪地があって、そこには雪田が白く塊まっている、一丁ほども歩いたかと思うと、また雪田がある、築土の塀の蔭に、消え残った春の雪のようだが、分量は遥かに多い。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
残ったものはこの仕事着のボロ許りです。
葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙 青空文庫
だが、赤痢ででもあるように、いくら掃除しても未だ何か気持の悪いものが後に残った
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
高級海員が六人と、水夫が二人と、火夫が一人残った
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
2
標準
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残った(のこった) — 幻辞.com