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湿気る

しける
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to get damp
文例 · 用例
その条件がなかなか厄介で「今は一年中で最も湿気る季節だから、書庫にはいるには特別の注意を払わねばならない。
辰野隆 愛書癖 青空文庫
利根の鉄橋を越えて行くに夏|蕎麦をつくる畑|干瓢をつくる畑などあれば埼玉や古河のあたりの夏蕎麥のなつみこめやもおほに思はゞ麥わらをしける廣畑瓜の畑葉かげに瓜のこゝたく見ゆるなど口ずさむ。
伊藤左千夫 滝見の旅 青空文庫
いと恥かしうて、これ習ひ得ざらんほどはと、家に近き某の社に日参といふ事をなしける、思へばそれも昔しなりけり。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
開化郷士と見ゆるもの、   いと清純とよみしける、寒天光のうら青に、     おもてをかくしひとはねむれり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
されば御家相続の子無くして、御内、外様の面|諫め申しける
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
鶴猴も見えねば然にもあらぬやうなりと心まどひしけるが、画ける人のおもひより出でたる菊の花の精なりと後に聞きぬ。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
璧を齎ちて河を渡りける時、河の神の、璧を得まくおもふより波を起し、蛟をして舟を夾ましめ其を脅し求むるに遇ひしが、吾は義を以て求むべし、威を以て劫すべからずとて、左に璧を操り右に剣を操り、蛟を撃ちて皆殺しにしけるとぞ。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
されども尽くる時には尽き易き金銀にて、光りを磨きし餝屋とて日本の長者の名ありしものも、今は百貫目に足らぬ身代となり、是にては中々今までの格式を追ひ難しと急に分別極めて家財を親類に預け、有り金を持つて代々の住所を立退き、大阪の福島に坊主行義の世帯して北に見渡す野山の気色に自ら足れりとしける
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
作例 · 標準
押し入れの奥に置いていた書類がすっかり湿気ってしまった。
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湿気った海苔は、火で少し炙ると香ばしさが戻る。
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部屋の換気を怠ると、畳まで湿気ってしまうから注意が必要だ。
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湿気る(しける) — 幻辞.com