業後
ぎょうご
名詞
標準
after work
文例 · 用例
卒業後彼をどこかの大学の助手にでも世話しようとする者もあったが、国籍や人種の問題が邪魔になって思わしい口が得られなかった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
卒業後長崎三菱造船所に入って実地の修業をした後、三十四年に帰京して大学院に入り、同時に母校の講師となった。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
卒業後物理学科の聴講に出たり、ベルリン留学中かの地の若い学生の中に交じってブラジウス教授受持の物理実験の初歩のコースを取ったりした事実は、この特徴の由来を想像させるものである。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
卒業後の就職などについても労を惜しまず面倒を見た。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
弟の Edward Strutt が大学卒業後農事に身を入れるようになったので、一八七六年に家産全部の管理を弟に一任し、生涯再び家事には煩わされなくてもいいようになった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
実際はやはり普通の講義や演習から非常なお蔭を蒙っていることは勿論であって、もしか当時そういう正規の教程を怠けてしまっていたらおそらく卒業後の学究生活の第一歩を踏出す力さえなかったに相違ない。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
学歴は、中西女塾を卒業後、南洋大学の文科の聴講生となった。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
清三は卒業後、両人があてにしていた程の金を儲けもしなければ、送ってくれもしなかった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫