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一から十まで

いちからじゅうまで
表現
1
標準
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文例 · 用例
なんて珍らしくもない話に大仰に驚いて見せたり、一から十まで嘘ばかりの社交を行ひ、天晴れ上流の客あしらひをしてゐるつもりのケチくさい小利口の大馬鹿野郎どもに、この龍宮の鷹揚なもてなし振りを見せてやりたい。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
その手段は、一から十まで詭計である。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
一から十までの数がどうしても読めません。
国木田独歩 春の鳥 青空文庫
たとえば文士|渡辺篤君の家庭の夜の風景を表現するとして、そうしてねずみが騒いだり赤ん坊が泣いたり子供が強硬におしっこを要求したりして肝心の仕事ができぬという事件の推移を表現するにしても、何もあれほどまでに概念的、説明的、型録的に一から十までを一々|羅列して見せなくてもよいと思われる。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
浅田さんのいうとおり、年のところに行くと少し明きすぎるようだが、わしらのような暮しでは一から十まで註文どおりにいかないのは覚悟していてくれんと埒はあくものではないぞ。
有島武郎 星座 青空文庫
然るに自分の奉事する學術は一から十まで實驗の上に立脚してゐる。
有島武郎 實驗室 青空文庫
父は私の申立を一から十まで信用したかどうか判らないが、とにかくにヘボンの字書ならば買っておいても損はないという料見であったらしい。
岡本綺堂 一日一筆 青空文庫
厳重な取調を受けても一から十まで「知りませぬ」「わかりませぬ」の一点張りで、女のようにヒイヒイ哭くばかりであった。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
作例 · 標準
「このシステム開発は、企画から実装、運用まで、『一から十まで』全て私が担当しました。」
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新米の彼に、仕事のやり方を『一から十まで』懇切丁寧に教え込んだ。
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彼は、旅行の計画を航空券の手配から宿泊先の予約まで、『一から十まで』完璧に立ててくれた。
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「昨日の会議の内容?ええ、議事録を読むより、『一から十まで』話した方が早いかもしれませんね。」
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一から十まで(いちからじゅうまで) — 幻辞.com