題詞
だいし
名詞
標準
文例 · 用例
崑崙外史の題詞に、「董狐豈独人倫鑒」と云へる、亦這般の消息を洩らせるものに非ずして何ぞや。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
此圖は唯上の題詞から源信僧都の作と見るのであるが、畫風からして一條天皇代の物とすることは、疑はれて來てゐる。
— 釈迢空 『山越しの彌陀』 青空文庫
此図は唯上の題詞から源信僧都の作と見るのであるが、画風からして、一条天皇代の物とすることは、疑はれて来てゐる。
— 折口信夫 『山越しの阿弥陀像の画因』 青空文庫
此圖は唯上の題詞から源信僧都の作と見るのであるが、畫風からして、一條天皇代の物とすることは、疑はれて來てゐる。
— 折口信夫 『山越しの阿彌陀像の畫因』 青空文庫
此図は唯上の題詞から源信僧都の作と見るのであるが、画風からして、一条天皇代の物とすることは、疑われて来ている。
— 折口信夫 『山越しの阿弥陀像の画因』 青空文庫
それは私が自分の作品の題詞とした、古今集中のわが心なぐさめかねつさらしなやをばすて山にてる月をみて といふ讀人しらずの歌への關心である。
— 堀辰雄 『姨捨記』 青空文庫
――それ故、私は自分の作品に特に「姨捨」といふ題を選び、その作品の中では女主人公をして夫に伴つて信濃に赴かしめるところで筆を絶ち、その代りにただ、その後の女の境涯それとなく暗示するかのやうに、そのよみ人しらずの古歌を題詞として置いておいたのである。
— 堀辰雄 『姨捨記』 青空文庫
今送別の作の題詞を見るに、枕山は「星巌梁翁ノ西帰ヲ送ル。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫