夜泣き
よなき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
crying (of an infant) at night
文例 · 用例
涙の価値を払って、人生の意義を求める道理を人格化して、仏教で説いたものに、常啼菩薩(常啼菩薩は七日七夜泣き続け、遂に道を得ました〔智度論〕)というのがあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
幼兒の夢 幼兒は絶えず夜泣きをし、何事かの夢に魘されておびえ泣いてる。
— 萩原朔太郎 『夢』 青空文庫
夢に魘えて夜泣きをする幼兒の聲ほど、生命の或る神祕的な恐怖と戰慄とを、哀切に氣味わるく感じさせるものはない。
— 萩原朔太郎 『夢』 青空文庫
ふと幼いとき、夜泣きして、疳の虫の好く、宝来豆というものを欲しがったとき老僧の父がとぼとぼと夜半の町へ出て買って来て呉れたときの気持を想い出した。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
二年ばかり前でございましょうか、十一月も末のある晩、四つ頃(十時)でございましたろう、永代橋の上を通りかかりますと夜泣きそばが、屋台をおろしていましたので、立ち寄って一杯ひっかけましたが、そのそば屋と云うのが、十三、四の小僧でございます。
— 菊池寛 『奉行と人相学』 青空文庫
鈴の音が聴えるのはアイスクリーム屋だろうか夜泣きうどんだろうか。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
冷やし飴も売り、夜泣きうどんの屋台車も引いた。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
與吉が夜泣きをする時卯平は枕元の燐寸をすつて煙草へ火を移しては燃えさしを手ランプへ點けて「おつかあが見えんだかも知んねえ、さうら明るく成つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
夜鳴きそばの屋台の音に、つい引き寄せられてしまう。
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冬の寒い夜には、温かい夜鳴きそばが恋しくなる。
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子供の頃、夜鳴きそばのラッパの音が聞こえると、なぜかワクワクした。
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ウィキペディア
夜泣き とは、乳幼児(赤ん坊と幼児)が、夜間に泣き出し、眠らないでぐずり続ける状態をいう。
出典: 夜泣き — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0