詰まらなさそう
つまらなさそう
形容動詞
標準
bored
文例 · 用例
」などというと大いに欣んで聞いているが、曲礼の細則を説く段になるとにわかに詰まらなさそうな顔をする。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
女は、「ばかにしている」 といって、つまらなさそうに、桔梗の莟の枝を水溜りに投込んだ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
つまらなさそうな顔をしてその本を棚に返す……と思ったら大間違いの豈計らんやでげす。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
船司は伝三郎の顔を見ると、如何にもつまらなさそうな表情をし、傍を指さした。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
「大変だ、大変だ」「どうなすったかね」 もやもやと立つ湯気の向うにいる親爺はつまらなさそうに言った。
— 田中貢太郎 『狢』 青空文庫
途の通りがかりに飛び込んで来た風来坊の泥棒蜂が、その大きな百日鬘を花びらのなかに突っ込んで、すぐにまたつまらなさそうに引返して往くのは、その蕊の匂があまりに低く、冷いのによることかもしれない。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
無論、立寄ればすぐに、「入らっしゃいまし」とか何とか黄色い声を出すが、さもない時は口を一文字に閉じ、つまらなさそうな眼付きをして往来をジロジロ見送っている。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
」と溜息を吐いて、これもつまらなさそうな顔をして奥を窺きに来る。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議の間、ずっと窓の外を眺めて詰まらなさそうにしていた。
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パーティーで一人壁際に立ち、詰まらなさそうな顔をしている男性がいた。
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子供が詰まらなさそうに砂場のおもちゃをいじっている。
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