銀翼
ぎんよく
名詞
標準
silvery wings
文例 · 用例
――九月の二十日前後に、からりと爽かにほの暖かに晴上つた朝、同じ方角から同じ方角へ、紅舷銀翼の小さな船を操りつゝ、碧瑠璃の空をきら/\きら/\と幾千萬艘。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
のみならず、汽車が千葉まはりに譽田……を過ぎ、大網を本納に近いた時は、目の前の苗代田を、二羽銀翼を張つて、田毎の三日月のやうに飛ぶと、山際には、つら/\と立並んで、白い燈のやうに、青葉の茂みを照すのをさへ視たのである。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
見えましたか」「見えたね、銀翼がきらりと光った。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
とどかないところにあって彼女を嘲弄してゐるのは何だらう、銀翼も今朝は一寸も気分を軽くはしてくれない。
— 原民喜 『針』 青空文庫
『銀翼号――正午十二時の飛行ですね?
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
それには「銀翼号に関する事実の一部」とあって、「本機「銀のつばさ」は、アラン・カブハム卿が倫敦ケイプ・タウン間、ならびに英濠往復飛行に使用して大成功をおさめたるアウムストロング・シドレイ式三八五・四二五馬力冷空ジャガア・エンジン三個により推進さる。
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
銀翼号と他の飛行機たちよ!
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
まず第一に脳髄が如何なる処から、如何なる理由の下に、如何にして生まれて来たかを探るべく、アタマ航空会社専用の超スピード機『推理号』の銀翼の間に、吾輩アンポンタン・ポカンと相並んで同乗するのだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
ウィキペディア
銀翼 (ぎんよく)とは、日本のアクアシステムが開発した、Windows向けの民間機フライトシミュレーションゲームである。GIN-YOKUとも表記される。それまで販売されていたジェットストリームシリーズの思想を受け継ぎながら、能力を一層に進歩させ、2001年8月11日に発売された。
出典: 銀翼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0