桃山時代
ももやまじだい
名詞
標準
Momoyama period (latter half of the Azuchi-Momoyama period, approx. 1583-1600)
文例 · 用例
豊太閤は、自己を朝鮮にまでも主張する性情に基づいて、桃山時代の豪華燦爛たる文化を致した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
三 第二期の音韻 平安朝の初から、室町時代(安士桃山時代をも含ませて)の終にいたる約八百年の間である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
一方は下賤から身を起して、人品あがらず、それこそ猿面の痩せた小男で、学問も何も無くて、そのくせ豪放|絢爛たる建築美術を興して桃山時代の栄華を現出させた人だが、一方はかなり裕福の家から出て、かっぷくも堂々たる美丈夫で、学問も充分、そのひとが草の庵のわびの世界で対抗したのだから面白いのだよ。
— 太宰治 『庭』 青空文庫
足利時代と、桃山時代と、どっちがさきか、知ってるか?
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
三 天正の災変、慶長の地震 鎌倉幕政時代の末期、即ち後醍醐天皇の即位の前後から吉野時代、室町時代、安土桃山時代にかけては、戦乱に次ぐに戦乱を以てして、日本全国戦争の惨禍に脅かされて、地震の記録も閑却せられていたかの観があるが、それでも慶長のはじめにかけて約六百回の地震の記録がある。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
その天正十三年は秀吉が内大臣となった年で、国内の紛乱がやや収まって桃山時代の文化が生れたところであった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
山城としてのこのプランは桃山時代の粋を尽くした城堡建築の好模型だというが、そういえばよく肯かれる。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
戦国百年の焦土の上に、絢爛たる桃山時代を出現させたのは彼である*。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
「桃山時代の美術は、豪華絢爛な金碧障壁画が特徴的だ。」
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「秀吉が築いた伏見城の周辺は、桃山時代の中心地として栄えた。」
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「歴史の授業で、織豊政権下の桃山時代について詳しく学んだ。」
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