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流離う

さすらう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
1
標準
to wander
文例 · 用例
そして、さっきからただ、詫び入るばかりだった老人とともに、「わたくしたちは、もと開封東京の者でございますが、重い税にくるしめられて、商売もなりたたず、この渭州へ流離うてまいりました。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
さすらう旅の憂もこの刹那にや忘れはてけん、翁が心、今ひとたび童の昔にかえりぬ。
国木田独歩 たき火 青空文庫
が、松と緋葉の中なれば、さすらう渠等も恵まれて、足許の影は駒を横え、裳の蹴出しは霧に乗って、対の狩衣の風情があった。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
そして力も とうとう尽きたときふと出くわす、さすらう影―― 「影よ」と問う 「どこにあるというのか――この黄金郷なる地は?
エドガー・A・ポオ Edger A. Poe ポオ異界詩集 青空文庫
「貴方なら、貴方なら――何故、さすらうておいで遊ばす。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
慌てゝ水際の草の中へ眼を転じ、怕るゝ胸をさすらうとすると、おゝ俺は観た――一個のベツコウバチと一体の脚長蜘蛛とが、今や孔雀歯朶の葉裏で、死もの狂ひの大格闘を演じつゝある惨状を!
牧野信一 ベツコウ蜂 青空文庫
闇夜には幾千となき幽霊火が、水うち際にふわふわさすらうか、もしくは波の上にちらちら飛ぶ――すなわち漁夫の呼んで鬼火すなわち魔の火と称する青白い光りである。
THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI 耳無芳一の話 青空文庫
これは都から遠い田舎にさすらうて来て、苦しんで生きてゐるといふことを、行きずりの同情者が歌ひ、麻績王が答へてゐる。
折口信夫 真間・蘆屋の昔がたり 青空文庫
作例 · 標準
若い頃、私は世界中をさすらって自由を求めた。
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風来坊の彼は、いつも新しい場所を求めてさすらう
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遠い昔、この地をさすらっていた旅人が残した伝説がある。
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