小芥子
こけし異読 コケシ
名詞頻度ランク #41090 · 青空 0 例
標準
limbless wooden doll
文例 · 用例
庄内の小芥子人形は遠い土地だけに余り世間に知られていないようですが、木製の至極粗末な人形で、赤ん坊のおしゃぶりのようなものですが、その裳の方を持って肩をたたくと、その人形の首が丁度いい工合に肩の骨にコツコツとあたります。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
「こけし」の作者も、しつかりした天分をもつてゐるやうに思はれる。
— ――芥川賞(第二十六回)選後評―― 『珍重すべき国際感覚』 青空文庫
小さなこけし人形や千代紙や、封筒や便箋を蒐集することが好きであった彼女は、それを少しずつ私にわけてくれた。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
郁子は三つ、綿入れの絆纏を着て、色は白く、こけし人形のようである。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
そのガラス窓には、料金表が掲げてあり、その下には男女のこけし人形が並んでいる。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫
長坂ヨノ、廿歳……大きな子供の身丈ぐらいしかないおチビさんで、こけし人形とそっくりの顔をしている。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
千々子さまはニッコリ笑って、「こけしちゃん、あなたのいうこと、よくわかったわ……でもね、これはシュラー・ハークネスの二十八歳のお誕生日のプレゼントで、PXなんかで売っているモノとはモノがちがうのよ」 ミドリさまが、すぐ、あとからいった。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
いいだけ遊んでいらっしゃい」 思わせぶりなことを言い、留守番にした気で、じぶんは、こけしちゃんという、チビの女中を連れて熱海か湯河原かへ遊びに行ってしまった。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
作例 · 標準
東北旅行の記念に、工人さんが一つずつ手描きした小芥子を買った。
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彼女のぱっつん前髪と丸い顔立ちは、どこか可愛らしい小芥子を連想させる。
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温泉街の売店に並ぶ、色とりどりの小芥子を眺めるのが楽しい。
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