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靖難

せいなん
名詞
1
標準
文例 · 用例
白馬が尊ばるる理由は、多般だがその一を述べると、明の張芹の『備辺録』に、兵部尚書斉泰の白馬極めて駿し、靖難の役この馬人の目に立つとて墨を塗って遁げたが、馬の汗で墨が脱ちて露顕し捕われたとある通り、白馬は至って人眼を惹く。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
例へば明の永樂帝が建文帝の位を奪つた所謂靖難の役に就いては、明の實録は建文一朝を認めないで、前代の洪武の年號を延ばして書いて居つて、これを革除と稱して居る。
内藤湖南 維新史の資料に就て 青空文庫
然るに永樂帝の曾孫か玄孫の代くらゐになつて、建文帝が靖難の役に死なゝいで僧侶になつて逃れたのが現れて來た。
内藤湖南 維新史の資料に就て 青空文庫
清朝で明史を作つた時は其説を採らないで、建文帝は靖難の役に死んだものと極めたのであるが、明代では一般にさうは信じなかつた。
内藤湖南 維新史の資料に就て 青空文庫