掌典
しょうてん
名詞
標準
文例 · 用例
返し祝詞は、宮内省掌典部の星野輝興氏が、多くを採集して居られる。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
見上ぐれば殿上南面の中央に垂れさせられた御簾を挾んで、南廂に坐する黒衣の掌典二人、その左に續いて茜袍が九人、末なる一人が南、東兩廂の角、いづれにも見透しの利く場所に位置したのはすべて相圖に任ずるためであることは、昨日の御儀から知り得られた。
— 羽田亨 『賢所御神樂の儀』 青空文庫
ひとりは吉田大納言定房の末裔の吉田博光氏で、皇太子さまの御成婚に儀進をつとめられた甘露寺掌典長とは、ご親戚か親友か、とにかく、よほど親しいことばがたきの由。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫