巨億
きょおく
名詞
標準
millions
文例 · 用例
ところが後閑仙七は例外で、巨億の富を握りながら一寸法師の倅に宿屋の客ひき番頭をさせているのだ。
— 坂口安吾 『心霊殺人事件』 青空文庫
そして空しく巨億の財産を嚥んでいる大金庫を憎らしく思い出した。
— 海野十三 『獏鸚』 青空文庫
獏鸚はトーキーのことで、獏は人間の夢を喰うのさ、巨億の富の夢をね」「なんだ、『獏鸚』というのはトーキーに暗号を喰わせることだったのか」「あとからトーキーのフィルムを盗んだのももちろん玲子さ。
— 海野十三 『獏鸚』 青空文庫
玲子 巨億の財宝や暁団や江東のアイス王のことはどうなったかいまだに手懸りがない。
— 海野十三 『獏鸚』 青空文庫
こうしてその球を見つけた時こそ私の運の開ける時で、実に私は一朝にして巨億の財産家になれる筈であった。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
そしてその都会へ着いた時二つの球は奇蹟をあらわし巨億の宝の隠れ場所を私達に示すことになっております。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
それで後世智恵者があって羊皮紙の文字に疑いを起こし沙漠へ探検にやって来てあの標柱を掘り出すか、二つの水晶球を得るかすれば、巨億の財産を隠匿した場所を発見することが出来るという、そういう寸法にして置いたらしい。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
だから今度は真っ先に湖底を探る権利がある……羅布人の宝庫、巨億の宝が底に隠されてある筈だ」 ダンチョンの声は感激のために弓の絃のように戦慄した。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
作例 · 標準
宝くじで巨億を当てた友人が、世界一周旅行に出かけた。
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そのスタートアップ企業は、巨億の資金調達に成功し、業界を驚かせた。
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彼の描いた絵画が、オークションで巨億の値がついた。
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